小型犬に多い膝蓋骨内方脱臼

2019年01月10日

「膝が外れやすいって言われました。」

よく小型犬の飼い主さんから聞く言葉です。ペットショップで購入時に店員さんから言われたり、動物病院にかかったときに言われたり。

犬にも猫にも、そして人にも膝蓋骨という膝にのっかるように存在する可動性の骨があります。膝を触ってみてください。そうです。いわゆる『お皿』です。

膝蓋骨が内側にスライドする。これが小型犬に非常に多い膝蓋骨内方脱臼です。

内方ってことは外方もあるのか? あります。ダックスフントは足が曲がっている都合上、外包脱臼の子が多いですが症状は無いことがほとんどです。

症状は、急に足を挙げることが多いです。ただしこれが全く見られないことも多く、実は足の向きが変なのにそれに気がついていない飼い主さんも多いのです。内股でO(オー)脚っぽい感じになります。

問題は、

手術した方がよいのか? 様子を見ていいのか?

だと思います。実は、

「明確な基準は決まっていない」

のです。

詳しくは当院の手術の実例ページに紹介していますのでご参考にしてください。

膝蓋骨内方脱臼 手術後
基本的に、症状が全く無いのに手術を勧められたとしたら慎重に判断しましょう。

逆に、はっきりと症状があるのに様子見と言われたら問題でしょう。

膝蓋骨内方脱臼整復手術は、手術後のトラブルが起きやすい手術の一つだと思います。

愛犬のために、手術をするにしても、様子をみるにしても、しっかりとした判断の元で決定しましょう。

当院では多くのこの手術を行っていますが、もちろん様子を見る(内科治療をする)ワンちゃんの方がずっと多いです。
もし判断に悩むようならいつでもご相談ください。

名古屋市天白区の名古屋みらい動物病院

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