ご報告
2016年02月21日
私事ですが、10年間連れ添いました、愛うさぎのミロが19日に亡くなりました。
一部の飼い主さんにもわたしのペットのことを気にかけていただいていました。ありがとうございました。
職業柄、いつ亡くなるかというのはおおよそ分かっていましたので、家族で送り出す準備はしていたつもりですが、やはり、動物の寿命というものには贖えないものだと獣医師としての無力感を感じています。
ペットの死に直面することで、生きることには限りがあるのだと教えられます。
生きるということは普遍的すぎて、死は突然やってくるように感じてしまいます。
でも、動物である以上、死は必然であり、また、死は普遍的なんだと思い知らされます。
だから自分も生きること、生きられることを意識し、みなさんのペットが生きられる間、最大限に力添えをできればと願います。
普段、見慣れているはずのペットの死。でも一つ一つの死に関わることのできる自分の立場を、一期一会ではありませんが、唯一無二のものとして責任を果たさなければならないと、再認識することができました。
この道に導いてくれた愛犬と、この道での位置を教えてくれた愛うさぎに。感謝して前に進みたいと思います。