開院6周年

2018年09月13日

こんにちは。院長の石川です。

当院は2018年9月3日で開院6周年を迎えました。またそれに合わせ、9月3日から法人化(個人事業から会社へ)し、新しいスタートをきりました。

台風21号での被害や北海道での震災があり、被災された方もいるのにブログに「6周年です!」なんて書くのもどうかと思い、今日になってしまいましたが、やはり普段からみなさんからに支えて頂いて今の名古屋みらい動物病院があります。こんな機会でもなければ感謝の念をお伝えすることもできませんのでご報告させていただきました。

開院した6年前、2012年9月3日。勤務医時代に指名していただいていた飼い主の方たちから、たくさんのお手紙や記念品をいただきました。(残念ながら観葉植物はほとんど枯れてしまいました。すみません。でも五右衛門ちゃんの飼い主(Kさん)さんからの植物は今も元気にしています!)
本来ならみなさん一人ひとりにお礼を伝えられたらと思っておりますが、この場を借りて御礼申し上げます。
今も皆さんのペットと皆さんのご支援に感謝しています。関東は遠くて、お会いすることはないかもしれませんが、これからも感謝の念を忘れずにがんばります。

もちろん、開院し、目立った設備もなく、院内が閑散としていた頃から当院を受診していただいた方にも感謝してますよ!^^;

これからも病院を発展させていくことが皆さんへの恩返しと思います。

7年目の名古屋みらい動物病院をどうぞよろしくお願いします。

「富士ドライケムIMMUNO」を導入しました

2018年07月05日

ついに院内で、

・甲状腺ホルモン T4

・甲状腺刺激ホルモン TSH

・副腎皮質ホルモン コルチゾール

・総胆汁酸 TBA

が測定できるようになりました。


ドライケムIMMUNO AU10V

所要時間は、それぞれ10分! 今まで検査センターに依頼していたため数日を要した検査結果がたったの10分です。

何がわかるのか? 代表的な病気を挙げると、

・猫の甲状腺機能亢進症
・犬の甲状腺機能低下症
・犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
・犬と猫のアジソン病(副腎皮質機能低下症)
・犬と猫の門脈体循環シャント
・犬と猫の肝臓のトラブル

などです。それぞれの病気の維持のための検査にも使用します。

1〜2年以内に猫の炎症マーカーも測定できるようになるという噂です。きっと大活躍してくれる検査器械になることでしょう。

これで、さらに迅速に、さらに正確に、診断・治療を進めることができるようになりました。ご不明の点はお問い合わせください。

眼圧計「トノベット」導入しました

2018年03月01日

こんにちは。
徐々に暖かくなるとともに、スギ花粉症の方にはつらい季節になってきました。
そんな私も目が痒くなって大変です。
どうも、院長の石川です。

さて、このたび目の張り具合(眼圧)を測定するトノベットという検査機械を導入しました。
従来型の眼圧計と違い、目に麻酔をかけることなく速やかに眼圧を測定できます。

緑内障の発見や維持治療に必須の道具です。

厳重なケースに入っていて、存在感ありです。

 

実際は下向きではなく、必ず水平状態で使わないといけません。

 

左側の白い部分が眼球の表面に6回接触して測定されます。ほとんど触れている感覚はありません。
ちなみにこの部分は使い捨てで、それなりの値段がします( T_T)

今後も先進の機器の充実に努めてまいります。

尿蛋白クレアチニン比(UPC)の測定

2018年01月14日

遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。
院長の石川です。

年始はいきなりわたしの家族がインフルエンザになり、どうなることかと思いましたが、自分自身はなんとか無事でした。

さて、当院では新たに犬猫専用尿分析装置、arkray社のRT-4010を導入しました。

この機械で何ができるか簡単に言うと、

器械で尿検査。しかも腎不全診断を助ける機能付き!

といった感じです。

 

犬も猫も慢性腎臓病の診断には、IRIS分類という世界標準のガイドラインで進行度(ステージ)分類をします。その分類に必要な検査項目は、メインが血液中クレアチニン(CRE)、補助が尿蛋白クレアチニン比(UPC)血圧(BP)とされています。

この新しい器械は、尿蛋白クレアチニン比(UPC)が院内ですぐ計測できる点が優れているのです。おしっこ中にタンパクが病的に出てないかを計測することができるということですね。

慢性腎臓病(腎不全)をしっかりと診断・管理していきたい方に特にお勧めします。

今後も常に最新の知識と最新の機器を使って、最良の治療が提供できるように努力してまいります。

名古屋市の名古屋みらい動物病院